東海地方も、もうすぐ梅雨入りの感じですね
![]() さて、最近は道を歩いていても、そこら中にと言っていいほど、「治療院」「リラクゼーション」「もみほぐし」などの看板を見かけます。 空治療院の周辺にもたくさんあります。特に接骨院は激戦です。 どこの治療院の先生も、それぞれの特徴を出して治療していますし、治療技術やそれ以外の面でも常にアップデートしていると思います。 空治療院の特徴は、やはり直立位(立った時の姿勢)とそこから作られる人間の動き・それに伴う脳や神経の働きを中心に診ていくというところでしょうね ![]() 特に身体構造と自律神経に注目します。 自律神経検査は、空治療院に来院されたことのある方は分かると思いますが、他ではあまり受けられない検査を数多くしていきます。 それにより、自律神経を乱している原因を特定していきます。 ・筋肉や骨格・膜のバランス ・神経系の入力出力のバランス ・食べ物や環境に対する反応 ・感情的な不安定性と脳と筋肉の緊張バランス など 自律神経は本当に健康のバロメーターで、自律神経の状態を確認することが、その人の皮膚の中の世界を捉えることになります。 皮膚の内側は「人体は小宇宙」なんて言われるように、本当に複雑で繊細です。 その状態を私の感覚だけでなく、数値化したり患者さんに見たり感じたりできる形で表して身体の変化を感じて頂きます。 その方法も日々アップデートしていますよ ![]() スポンサーサイト
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人の身体は、あらゆるリズムがあって波があります。
その波の中でも「静かな揺らぎ」があることが重要です。 心拍で言えば、心拍変動と言います。 心拍数は、一定が良いと言われていた時代があったようですが、今は自律神経が強く正しく働けば「揺らぎ」が発生し、その揺らぎを分析することで、自律神経の働きを見ることができるといわれています。 一日の中でも、揺らぎがあり心臓の一回の拍動の中でも揺らぎがあり、これがなくなったり大きすぎると、やはり何かあるかなと考えます。 空治療院は、「未病」の状態を分析して、健康を取り戻すことを主に行っています。 (未病を調べると養命酒がトップにでてきます笑) 一日の中で「安らげる時間」を持てるかどうかは、健康に強い影響があります。 「安らげる時間」なんてあるわけないだろ!!とおっしゃる方もいるかもしれませんが、まぁ1~2分間でもいいのです。ボーっとしながら、呼吸をゆっくりにしてみてください。 腹式呼吸でも胸式呼吸でもなんでも構いません。「ゆっくり」が大切なのです。 それが、少しずつ人の体の中で静かな揺らぎを作るようになります。 そして、積み重なり「未病」が少しずつ健康へ向かいます。 |
体を調節する時、部分にしか目がいかないと、他との「調和」がうまくとれません。
体は、構造も機能も絶妙なバランスで歯車がかみ合い、調和が取れるようになっています。 それが、上手くいかない時に「不調」が起こるわけです。 本来人間を含む生き物は、不調を自分の治癒力で復活することができるようになっています。 切り傷が自然に治るように、あらゆるものに対応できるシステムが完備されているということなんです。 この不調を自力で復活させられなくなった時は、何かが過剰であったり過少であったりします。 この過不足なく、ある範囲で動ける状態を「健康」と呼んでいるわけです。 EAVには、その範囲を40~65程度の範囲としています。 指の緊張を測定することによって、膜性の緊張による自律神経の状態を確認することができます。 現代人の多くは、何本かの指で70以上の数値を出します。これは、その指の延長線上にある経路のエネルギー過剰状態を表しています。 ・食べ過ぎ ・飲み過ぎ ・重金属 ・電磁波 ・化学物質 ・ジオパシックストレス ・感情の消化不良 などなど。 70以上の過剰状態を長年続けると、それに対応する力がなくなり40以下に数値が出るようになります。 初診の時点で、この状態が複数の経路で出る場合は、通常の治療ではなかなか難しいです。 東洋医学の脈診や舌診は実に上手くこの状態を観察することができるものです。 脈診は、非常に難しくマスターするのに何十年も掛かるといいますが、私は取り敢えず脈の「浮き」「沈み」が分かればいいと思います。 治療や検査を学ぶ時に、特に手技療法の検査法は感覚を要求されるものが多いです。 それを、初めは「0か1か」「陰か陽か」「虚か実か」とデジタル的に感じることからスタートするのがいいと思います。 検査について、まずは「こっち」といい、その後の微妙な方向は「その後」のこと! これは、ベテランの先生でもそう言う判断を無意識にしているはずです。 つかみ所のない検査をしていると、当然治療も基準点がないはずです。 そうですよね。基準点のない検査をしているのに、基準点のある治療ができるわけないですから。 治療のための検査・・・。 その基準「点」を治療者は、意識の中になくてはいけません。 治療の業界に入って日の浅い人や学生さんは、まず「2つのどちら」なのかを確認する方法を学ばれることをお薦めします。 感覚の世界は、その上に積み上げてもいいと思います。 感覚の世界を感じられる「優秀?」な人はいいですが、そうでない人たちも諦める必要はありません ![]() ![]() |
空治療院では、中学生くらいまでの患者さんは「食品反発」の検査をします。
実際には、食品だけでなく化学物質・繊維・洗剤・天候・電磁波(音・光も)・地磁気などについても検査します。 これらに強い反発があると、感覚入力(特に筋紡錘やゴルジ腱からの)が正しく行われず前に進みにくくなるからです。 子ども達は、この反発を解除しただけで大きな変化を起こします。 逆に言えば、いかにそういう反発で体を制限しているかということです。 体の機能を保つためには、感覚入力が非常に重要なのです。 空治療院では、上部頸椎周辺に変化を起こす「反発」を特に注意して観察します。 そうしないと、調節して帰りにご飯食べたら歪みが出るということになりかねないですからね。 当然、頸椎周辺にアンバランスが起こると姿勢反射(前庭頚反射など)が起きにくくなります。 それ以外にも、目を閉じてその場足踏みをすると反発するものと接触した後では位置のズレが大きくなったりします。 この反発を解除することで、バランス感覚や自転車の運転・発声・視力・反射的な動きなどなど色々なことが スムーズになります。 本当に、色々なことが関わっているんですよ~。 |
治療に於いて「先を読む力」は、触診(静止・動き・流れを見て触れて感じる力)にかかっているんです。
治療後の触診検査で、この先どうからだが変化していくかを読める。 これができるためには、体の連鎖を知らないと来ませんし予測もできません。 その部分が変わって、次の連鎖が起きて、また次の連鎖が起きて・・・。と続く。 基本的には、流れの読みと流れに乗せた変化が重要です。 川の流れを変えたいときに、川から離れた陸地を変えても変わりませんよね。 川の流れを変えたければ、水の通過する場所を変える。 そうすれば、上流で変わった流れが下流も変えていくわけです。 部分しか見ていないと、それが全然分からずに「治ったはず」とかになります。 体のどこからでも変化を感じ取れるように訓練しないとね ![]() |
今年は、ちょっと違った方面のセミナーにも参加しています。
その時に、基礎になる部分が違うと同じものを見ても全然違う見え方なんだな~と 感心しました ![]() 当然と言えば、当然なのかもしれませんね。 昔、お世話になった先生が「初めて入った(勤めた)治療院は、後にものすごく影響を与えるよ。」と言われていたのをふと思い出しました。 私のベースは、本当に変わっていたんですよ。 一つの治療院内で、治療者1人1人が全員違う治療をする。 普通はあまりないでしょうね。 そこでも、同じ治療ということでも方法がいろいろあることを知りました。 今でも思います、「あの治療院に勤めたから今の私があるんだな」って ![]() |
その場の変化は、どんな方法でも起こすことができます。
重要なのは、「帰る途中に戻った・次の日に戻った・1週間だけよかった」とならないこと。 これには、あらゆる条件反射を調べておく必要があります。 例えば、調整して楽になっても帰ったら電磁波・食べ物・会う人・住む家などで 驚くほど戻ることがあります。 家に帰ると何が待っていますか~? ルンルンで家に帰られる人は、戻らないかもしれません。 家に帰りたくない理由がある人は、そのことも考慮に入れておく必要があります。 ご自身でその理由が分かる人はいいですが、分かっていない方もいらっしゃいます。 それは、気づく必要がある場合もありますが、今気づく必要があるかなどをよく考えなければいけません。 だって体力が落ちているときに、余計不安定にさせる必要はないですよね? 待つことも重要なんです。 刺激の入れ方はいくつもあるけど、体が「今はやめてね!」と言っているかもしれません。 だから体調を考慮しながら、やることも大事ですね ![]() |
見つけてしまった!!
発見は、いつも患者さんからもらう。 う~ん、今回のはすごい! 朝の小学生の患者さんで発見して、その後の患者さん数名でやってみたら・・・。 お~~~~、すごすぎる!こんな簡単なことで。 でも、考えてみれば当たり前の結果。だってそれが最終目標で人間の反応があるのだから。 何の事かは、私と患者さんしか分からないけど、このブログは宣伝ではないのでよいのです。 |
やっと雨が上がりました。
すごい雨でしたね。 今日は好きな治療法というお話。 数回前に、治療法は相性もあるし、どの治療法と共鳴したかと言うことをすこし書きました。 空治療院でも、私が好きで相性の合う検査法・治療法を使います。 検査法でも、何度やっても上手くいかない人もいます。 「好きこそものの上手なれ」と言いますが、好きであることは重要です。 好きだからこそ、熱意を持ってできますよね。 嫌いなものに熱意を注ぐことは難しいですし、疲れます。 好きだこらこそ、続けられるし、極めようともできます。 好きだと、何度失敗しても「失敗」とは感じにくく、次への工夫をします。 そして上手くなるし、当然失敗も減ります。 日本人の創意工夫は、世界的に見てもレベルの高いものだと思います。 治療法に於いても、日本人の考えがすごいといわれる時代もきていると思います。 関係ないけど、今日は13日の金曜日だがね(名古屋弁) 患者さんも予約の時に「あっ、13日の金曜日ですね。別に良いですけど(笑)」。笑えます。 |
患者さんは、体にいろいろな記憶をためて来院されます。
記憶って、脳にされるんじゃないの? そうですね。でも、例えば鉛筆ダコも私にとっては記憶の一つですし、 腰痛の方が腰や足の筋肉を緊張させているのも何かが記憶されてリセットされにくい状態と診ます。 あっ、爪にもそのころの栄養状態が現れたりしますし、髪の毛にも麻薬の反応とか出ますよね。 当然、人相にも手相にも・・・。 足の形にも出ますし。 あらゆる場所に生きてきた痕跡を残しているわけです。 その場所をよく観察して、それに動きの観察を足すと、もっと精度が増します。 その記憶が、体の機能を邪魔したとします。それを探す。それを解放する。 あとは体が勝手にやります。 カイロプラクティックでは、それがよく起こる部分を経験的に分類しているテクニックが多いです。 不思議なことにテクニックによって場所が様々なんです。でも、どのテクニックでもそれなりに良くなる。 中には、劇的変化っていうのもあります。 そのテクニックごとに人の体を分析して、重力や動きの中での支点を考えています。 あとは、そのテクニックを使う人が、テクニックの背景(哲学や理論など)に共鳴したかどうかです。 そのテクニックごとに癖がありますし、施術者との相性もあります。 空治療院のテクニックは、私が好きな方法です ![]() |