今回は、体の状態の話。
これは、過敏症にしても何にしても、ある人は症状が出て
なぜある人は出ないのか?の話にもなります。
まずしたの画像・このオブジェ片側を押すとシーソーが動きます。
右に行ったり左に行ったり・・・。
これが健康な状態、当然さびてもいませんのでスムーズです。

次の2つの画像
どちらも片側に傾いていますが、状態が全然違います。
一方は、片側に何もなくても傾いている。
もう一方は、片側に「重り」が乗っています。
通常体は、こうやって柔軟性を失い・さびて・固くなっていきます。
この「重り」は、生活習慣であったり・仕事のストレスであったり・食べ物・化学物質・農薬などなど
でも、この「重り」それほど重くないうちならば、自力で振り落とすことができます。
汗をかいたり・解毒したり・ストレス解消したり(長い間思い悩まない)。
しかし、その時に勢いがないと軽くても振り落とすことはできません。
このシーソーの「勢い」というのが生命力(流れ)がどれほど発揮されているかということです。


その「勢い」が発揮されているか否かを私の場合「上部頚椎」で判断します。
私がこの上部頚椎にこだわるのは、この部分は自力で動けているのかそうでないのかが
はっきりと判る場所だからです。
上の傾いている2枚の画像の状態は、比較的簡単にスムーズな状態に戻ります。
そして、あらゆるものに過敏ではなくうまく適応できるようになります。
さて、次の画像の状態。
これ一見バランスが取れていますし、揺らしてもゆっくりではありますがある程度揺れます。
今、こういう状態の方が非常に多いです。不定愁訴の方達も、この状態が多いです。
この人の片側の「重り」を一本とるとどうなるでしょうか??
当然、急激に傾きますよね。
こういう状態を観察せずに揺さぶると(体を変化させると)急激にバランスを失います。

そして最後の画像・電磁波過敏症・化学物質過敏・アレルギー・慢性疲労などの人たち。
見ておわかりのように、体に偏りが起こっています。
体の「流れ」を止めるドアに鍵がかかった状態です。

この鍵のかかる方向は簡単に言うと4方向の中の一方向しかありません。
その方向は、人によって違います。
その鍵のかかっている状態を「パターン」といいます。
そのパターンを解除することで「流れ」がもどり一番上の画像の状態に戻るのですが
しかし、これは単純にはいきません。
この状態は、上部頚椎の診断も多数の霧がかかった状態で正確にできません。
この「霧」マスキングされた状態では、先が見えませんので
まず、マスキングしている状態を分析します。
原因の「反転」したものを使い、観察をします。
このマスキングの「原因」は、食べ物・飲み物・嗜好品が非常に多いです。
体が今、変化に耐えられるだけの状態か否か。
もしその体力すらもない場合は、しばらく「反転」を使って少しずつ氷の状態を溶かします。
その後、霧が少し晴れてきたところで変化を観察します。
上部頚椎や全身がどう変化しているか。
つづく・・・。