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自律神経の研究
今年は、自律神経の研究をしております

・血圧(両腕の差)
・末梢血管抵抗
・脈の状態
・心拍
・唾液の状態
・手のひら、指の状態
・発汗の状態(EAVの数値に出ます。)
・皮膚温(腹部・額・耳)
・NCM
・HRV(心拍変動)
                  など

これらのデータをとりながら、各患者さんのパターンと日々の変化を観察します。

特に、気温・ストレス・忙しさなどなど。

それに伴う自律神経の変化を追っていきます。

実は自律神経は簡単に変化するので、問診と体の状態をよく観察しなければいけません。

それを続けていくと、個人個人のパターンを読み出すことができ、本当の健康管理ができます。

空治療院では、基本的に症状を追うことはしません。

体のリズムを自然の状態から外れていれば、そこを観察します。

最近よく分かるのですが、鍼灸で使う診察法は素晴らしいものが多いです。

機械がなくても、正確に自律神経の状態を把握できます。当然ある程度の技術以上の人です。

手足やお腹の皮膚温も非常に重要です。

先日も患者さんでお腹のお臍の周辺の皮膚温が測定できないほど低く「LO」と表示されました。

ほんの少し首と目の状態を変えただけで、「35.5」と表示され、実際に触れても温かくなりました。

自律神経は、機能的な変化として時系列で変化を追うことができます。

そして、機能低下が続いている場合は、強い構造の問題か、持続的な負荷があるということです。

持続的な負荷は、当然運動系の負荷(運動不足や座りっぱなし、重いものを何度も持ち上げるなど)や食事などの栄養的な問題の場合もあります。

アルコール・カフェイン・反応性低血糖などなど。

あとは、食物アレルギー・化学物質過敏・電磁波過敏でも持続的な機能低下を起こしやすいです。

それらを自律神経という観察点から、中の状態を把握しながら検査なども進めます。

患者さんも、状態の変化を確認しながら検査・治療を受けられるのがいいそうです。

症状だけに視点を持っていくと、すぐには変化が起きない難しいものは焦ってしましますし、変化がないと思いこんでしまうものです。

そんなときに、変化を他の方法で確認できるのは、患者さんにとっても安心するようです
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【2013/01/24 14:50】 | その他・・・ | page top↑
今年もよろしくお願いします
皆様、今年もよろしくお願いします

今年は、去年までの基礎の部分をより深めるとともに、新たなテーマとしては

非意識の「反射」の研究をしていきたいと思っています。

人の体を変化させるのに、何かしらの反射が起こります。

これを少しずつ確実に体へ波及させられるようにしていくことが目標です。

そして、反射が全身にどう変化を与えていくのかも、検査していく予定です。

まずは、自律神経反射から
【2013/01/07 19:17】 | その他・・・ | page top↑
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