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見た目同じでも同じじゃないかも・・・
例えば、「車」という言葉があります

でも、トヨタもあればマツダも日産もホンダもあるわけです。

その中でももっと種類があって。

カイロプラクティックといっても様々なテクニックがあります。

一説には100種類以上あるともいわれています。

だから、同じように見えても全く考え方の基準ややっていることが違うかもしれません。

あ~あれね。という感じで見てしまうと、意外と良い物を見落とすこともあるかもしれません。

先日、勉強に来た先生に、ある検査をしてもらったのですが、全く別の物のように思いました。

それは、何でそうするんですか?その角度は何でその角度なんですか?などと聞いてみました。

その先生の話を聞いて、私とは考えが違いましたが、なるほど~と思いました。

同じ検査をしても、検査する対象物に対する知識・条件や環境設定・検査側、検査される側の姿勢や動作などによっても結果は違いますし、非常に難しい物になってしまいます。

再現性のある検査をするには、上記の条件などを一定に保つ訓練や設備も必要になります。

治療法のセミナーはたくさんありますが、検査方法だけを教わるセミナーもあっても良いかもしれません。
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【2013/06/28 17:20】 | オタクの話 | page top↑
ジオパシックストレスと寝相
今日は、ジオパシックストレスと寝相について。

ジオパシックストレスの上で寝ていると、強く疲労した状態になりやすいです。

空治療院の基本的な考えは、起きている時には覚醒状態が高く維持でき、横になると休息スイッチが入って自動的に疲れや故障箇所などを修復し始めることができる体であるかどうかです。

上部頸椎カイロプラクティックの中に、「パターン分析」という素晴らしい考え方があります。

状況変化に対応しているところは、痛みや辛さがあっても原因ではないという考え方です。

環境や状況に対して変化できるということは「動いている・適応している」ということです。

すなわち、生きているということです。

原因の箇所は、止まっていて変化しないところです。

この状況変化への対応力を観察する最も簡単な方法は、

・立位
・座位
・伏臥位、仰臥位

の変化を見ること。

例えば、立っている状態・座っている状態・寝ている状態で、歪んでいる骨(筋肉のアンバランス)を観察した時に、その状態が変化していれば、それは状況(重力のかかる方向)に適応していると考えられます。

ちなみに重力はどの姿勢でも影響します。それがあることで、人の中のある部分はリズムを刻むことができるんです。

話を戻しますが、ジオパシックストレスの上で寝ている人は、体の状態がある問題パターンを表します。

動かない・適応できない場所が、いくつか現れます。(神経検査と脈診・EAVの検査で分かります。)

その状態と自律神経を分析していきます。

人は座ったり立っている時は覚醒レベルは高く、意識的に適応することも可能ですが寝ている時は無防備で覚醒レベルが低いために強く影響を受けやすくなります。

そしてタイトルの、ジオパシックストレスと寝相ですが、ジオパシックストレスの上で寝ていると筋肉が動きにくい状態になります。つまり、寝返りを打ちにくくなるということです。これは、神経が疲労しやすくなるからで、金縛りも霊の仕業ではなく、こういった現象の一つです。

もう一つの考え方は、ジオパシックストレスの上で寝ることで、寝心地が悪く、寝相が悪くなるということです。
この2つは、神経の疲労状態を診るとどちらの状態かが判断できます。

ここ最近、ジオパシックストレスの対処をした数名の患者さんの原因不明の不定愁訴が劇的変化をしました。

目には見えませんが、ジオパシックストレス・電磁波などは、治療も上手くいかなくさせる原因の一つなので注意が必要です。
【2013/06/26 17:06】 | ジオパシックストレス | page top↑
力抜いて~→抜けるわけない(笑)
今日は「力抜いて~」のお話。

よく言うじゃないですか、「力抜いて~」って。

しかも、力抜いて欲しい場所を持ったり・触ったりしながら・・・(笑)

無理だから。

そんなに意識させたら、もっと力入っちゃう。

治療は多かれ少なかれ意識の操作をしています。

例えば、痛みのある箇所を触れることで、その場所に何かをしてもらったと感じたり、他の場所に意識を移動させることによって、意識の箇所をずらしたり。

これは、直接対面している場合で意識のある患者さんの場合、必ず起きる現象です。

この方法をちゃんと理解している人は、直接触れなくても相手を変化させることが可能ですし、患部に関係のない場所を変化させても、体を変えることができます。

なぜこんな話をするかというと、力が抜けない人が増えているからなのです。

検査でも、他動的(患者さんに動かしてもらうのではなく、施術者が患者さんの体を動かす)に動かすと、力が入っている患者さんがいますよね。

これは、体の力が変なところに入っている、または意識が動きを制限するパターンになっているからです。

では、ここでちょっと実験を

両腕を前に床と平行になるように出します。前へならえの状態。

その状態で、片方の手のひらを下向きに、もう片方の手のひらを上向きにします。

この状態で、目を閉じて、今から言うイメージをします。

手のひらが下に向いている手首にヒモを巻き付けて上空20メートルくらいに大きな赤い風船が付いています。

つまり、手が風船につながれているわけです。

もう一方の手のひらが上を向いている方は、手のひらに電話帳や辞書などの本を3冊乗せてください。

さて、イメージできましたか?

では、そのまましばらくいましょう。




どうですか?なにか変化ありましたか?




この実験では、結果にいくつかのパターンがあります。

1,風船の付いた手が上に上がり、重い本を乗せた手が下に下がった

2,風船の付いた手は上に上がり、重い本を乗せた手も上がった

3,風船の付いた手は上に上がり、重い本を乗せたてはそのまま

4,風船の付いた手はそのまま、重い本を乗せた手が下がった

5,風船の付いた手はそのまま、重い本を乗せた手が上がった

6,風船の付いた手はそのまま、重い本を乗せた手もそのまま→変化がないということ

7,風船の付いた手は下がり、重い本を乗せた手はそのまま

8,風船の付いた手は下がり、重い本を乗せた手も下がった

9,風船の付いた手は下がり、重い本を乗せた手が上がった

この時に感覚のズレを診ることができます。

実際には、これをやってもらっている途中の変化を観察します。

この実験であることが、分かるんです。

空治療院の患者さんで、お知りになりたい方は聞いてくださいね。
【2013/06/25 14:35】 | その他・・・ | page top↑
検査と自転車
公園で自転車の練習をするお父さんと息子さんを見かけた。

う~ん、良い光景だ

自転車に乗っているその子を見ると、ペダルを漕ぐことも一所懸命で、腕の力は入りっぱなし・・・。

でも、だれでも初めはそうなんです。

そりゃ、すぐに上手に乗れる子もいますが、別に上手じゃなくても問題ないです。

必ずいつか乗れるようになりますから。

検査も、同じこと、検査の精度に応じて治療が決まるわけですから、検査が上手じゃなければ治療も検査と同程度か、それよりも上手くないと思います。

自転車の場合は、乗れてしまえば結果的に乗れていると言うことになりますが、検査の場合は結果的にできちゃっているというような、偶然性は全くありません。

必ず手順を踏んで正確に行うことが重要なんです。

検査する時の、検者(治療者)の姿勢が傾いていれば、自転車ならば横に倒れてしまいます。

しかも、検査の場合は補助輪のような物はないので、同じことを何度も丁寧に繰り返すことが上達の必要条件なんです。

知識があっても、この手が上手く動かない人が結構います。

知っていることと、実際にできることは違いますよね。

DVDで見たり、自転車のバランスの取り方を頭の中でできるのと、実際に乗れることは何が違うのか?

それは、無意識に働く、調節系が違うんですね。

自転車は、本当に複雑なことを同時に行います。

どこかが力が入ると、最初の話のようにペダルを漕ぐことだけで一杯だと腕や手の力なんて抜けません。

検査も、足の長さを診る・打腱槌を握る・目の動きを見る時の手の動かし方などなど。

雑にやると結果も雑なものになる。

やはり、検査はじっくり観察しながら丁寧にね!
【2013/06/17 10:45】 | その他・・・ | page top↑
刺激量と体の反応
人の体を調節する時に適切な刺激量を無視すると、体は壊れるか反応をしません。

これは、薬にも大人量と子ども量があり、また漢方では患者さんの体力の程度によりそれを変えたりします。

これは、手技療法にも言えることで、いくら正しい刺激だからといっても刺激過多になると耐えられなくなり逆に調子が悪くなったりします。

空治療院で行う検査の中に、その刺激量(どれだけの刺激に反応できるか)を確実に把握する検査方法が存在します。

多くの手技療法を含む代替医療の中で使われる「好転反応」という言葉がありますが、本当に好転反応なのか、それとも悪化しているのかをどこで見分けているのかが私自身疑問でした。

適切な刺激に満たない場合は、少し変化するか変化しないかなので問題ありません。

問題なのは、刺激が行きすぎた時にはパソコンソフトのように元へ戻すボタンがないことです。

行きすぎた場合は、体の持つ体力によって平衡状態まで戻るのを待つしかありません。

戻ることができればいいですが、戻れないほど壊れる場合もあるんです。

まずは、壊さないことが一番重要なことです。
【2013/06/15 14:41】 | その他・・・ | page top↑
脈診と自律神経
※6月10日に書いた記事です。

もう今年も6月です。

今日から1週間は、雨らしいですね

さて、人の脈と自律神経について。

空治療院では、手首の脈を診ます。東洋医学の中で「六部定位」という脈診の方法があります。

でも、私の個人的な考えで、この方法は使いません。
(ちょっと、動脈の一カ所を三つに分けてみるというのが、再現性のなさを出しているように思います。これで診られる人は問題ないのですが、個人的には誰でもできる物だとは思っていません。)

ここ数年脈と自律神経の関係を観察しているのですが、先週に入ってほぼ体の状態を確実に把握できるようになりました。

東洋医学(漢方医学)の中に六病位というものがあります。

この六病位は正確に自律神経の状態を表しています。

現在の生命力でも症状や発達についても、この六病位は非常に重要です。

空治療院では、自律神経の状態を各種検査から分析して、その状態を生命力とともに調節されているかを観察します。

その瞬間のことも、今現在の機能状態(ここ数ヶ月~数年)も脈を診ることで分類できます。
【2013/06/10 11:59】 | その他・・・ | page top↑
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