
臨床心理カウンセラーの竹内成彦先生の新刊です

この本は、本当に今までにないことが書かれています。
人の性格について簡潔だけど深~く書かれています!!いつも心細くて、不安で、体が固まっちゃう人是非読んでみてね

最近は、この本でいうポジティ側から見たたり考えたりする本がほとんどです。
(ちなみにネガティ・ポジティは竹内先生の造語です。)
世の中が弱っている時は、そういう引っ張る力も必要なんですが、やはりそれに付いていける人とそうでない人がいるんです。
そんな中、竹内先生は自称ネガティであるからなのか、そういういつも心細さを持っている人の気持ちを細かく解説してくれています

この中で自分をネガティかポジティかを判断するテストがあるんですが、これをやるだけでも自分を違う角度から見ることができると思います。
ちなみに、私は「ポジネガティ」というポジティとネガティの半々のタイプでした

世の中、情報系の本を出すのはポジティ派が圧倒的多数でしょうが、この本は治療家にも是非読んで頂きたい本です。
患者さんの中にもネガティはたくさんいますよ~

なんでも強く引っ張るだけではいけません。
ネガティに寄り添う気持ちをもちながら、治療を行えばもっとスムーズに行きます。
ネガティの人を無理にポジティにしようとすることは非常に危険なことです。←そもそもできない。
(ポジティの先生がネガティを知らないと無理にしようとする可能性が高いです。)
そして、だんだん先生自身のイライラが強くなります。これは先生にも患者さんにもよくないことです。
たぶん、患者さんはそのセラピーを受けてしばらくの間落ち込むか、変に高いテンションになったりするでしょう。
その後は、だんだん治療を受けに行きたくなくなります

特に感情治療を行う先生には、是非是非読んで頂きたい一冊です!!!!