今日は、空治療院で出すホームエクササイズの話。
治療を行って動きのスムーズさを維持するには、治療後に運動刺激が重要になります。 しかも、慣れている動きでは意味がなく、やったことのない動きが必要なのです。 ここ最近空手の動きを脳・神経学的に分析しているんですが、非常に有効なエクササイズになります。 どの動きでもいいわけではなく、その刺激したい動きを見分けるのが重要です。 それには、やはり検査が重要で一人一人にオーダーメードになります。 6月くらいまでには、これをシステム化したいと思います。 最近は、お年寄りの怪我の防止にも使っています。 スポンサーサイト
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自律神経の検査を系統的にまとめる作業をしているんですが、自律神経は、一時的な変化がすぐに起こります。
よく「副交感神経を優位にして・・・」といい、1回の治療前と治療後の変化を見せて「変わったでしょ」という広告やセールストークなどを見かけますが、あれは簡単に変わります。そして簡単に戻ります。 自律神経が余程狂っていない限り、ベッドにしばらく横になっているだけでも簡単に変化します。 重要なのは、日常の生活程度では変化がない(回復ができない)部分を見つけ出すことです。 これは、1カ所の検査ではできません。 できれば全身を総合的に検査する方法で、グラフなどを付けてその波形を観察するといいです。 しかも、条件による変化を追うために、天候や食べたものや精神的状況なども考える必要があります。 それらの条件に対して、上がったり下がったり変化のあるところは生きているということです。 観察して変化のないところを確実に捉えることが、治療における初めの一歩になります。 それをしないと、必要のないところに刺激を加えることになり、治療者自身も何がおきたのか分からない変化が起きることもあります。 今年も一つずつ丁寧に観察して、必要最小限の刺激で体のリズムを取り戻すお手伝いをさせて頂きたいと思います。 |
明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。
と言っても、もう1月7日です。 診療は、昨日から。 さて今年は、自律神経系の検査で検証すると決めています。 もう早速いろいろと始めているのですが、なかなか面白いです。 冬場のうちに、感染症にかかっている人の状態を調べていきたいと思います。 それと、今年は患者さんに家でやってもらうエクササイズを研究してまとめようと思っています。 |
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