当院では、自律神経系の検査と、感覚・運動系の検査を行い、今現在の神経の機能を見ていきます。
毎回のように書いていますが、自律神経は何かの刺激を与えれば必ず変化します。
それが、ちゃんと
持続的に良い方向へ変化したのかを観察することが重要です。
最近は、発汗状態をメインに観察しているので、EAVと良導絡検査をよく使います。
自律神経失調の患者さんは、手足の中(良導絡なら6×4=24カ所)で他と比べ必ず低い数値や高い数値が出るところがあります。
その経路沿いの神経の機能を調べていき、全体の働きを落としている原因経路を調べます。
そして、その経路に問題を起こす「環境」を探していきます。
発汗だけでも、相当色々なことが分かりますし、グラフを見ることで患者さんも状態を確認することができます。
ここ最近は、自律神経失調やパニックなど、一般的に原因がよく分からない問題の患者さんのデータをとっています。
実際の状態も、そのグラフのいつも低すぎたり高すぎたりするところが他の部分と同じくらいになっていくと健康状態も上がり、症状も消えていきます。
上半身とか半身のグラフの差も興味深く、筋肉や筋膜の緊張との相関関係が非常に興味深いです。
