セラピーの作用原理を考え、どういう時に使うか
今回のセミナーで習ったものは、身体を揺らして受容器に刺激を入れて神経回路を統合する方法です。

では、どういう作用をするのでしょうか?そしてどういう時に負荷がかかりすぎるか?

と考えてみる。

揺らしたときに揺れるのは柔軟性があるからです。柔軟性がないとどうなるか・・・。

バネ(首)
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の上に頭が乗る
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上の写真で首の部分のバネが錆びていると柔軟性を失います。

柔軟性がなぜ必要か、それは頭部(脳・頭部感覚器)や脊髄・内臓などに過剰な圧力がかからないためです。
そして、立ったり、座ったり、その状態で手を自由に使ったり。
(柔軟性がないと、その神経回路の構築にも難しさが出ます。出生時の肉体的トラウマで筋膜のテンセグリティ-に歪曲が起き、その後の神経回路構築のための運動制限が起きます。そしてアレルギーでもそれは起こります。)

私たち、歩いているときに上下運動が起きるわけですが、なぜ網膜に映る画像は揺れないのでしょうか?
例えば、耳の中の三半規管からの揺れ感覚と眼球反射(前庭眼反射)が上手くいかなければ、乗り物酔いしたり、
めまいを起こしたり、見ているものが動作によって揺れてしまいます(実際には大脳の頭頂葉や前頭葉・小脳なども関連)。

分かりやすく言うと、ビデオカメラが手ぶれ補正がなかった頃、ビデオカメラで撮影したものを
後でテレビで見た時、手ぶれの「揺れ」が画面にそのまま映し出されて「見難い」と感じたことありますよね。

「手ぶれ」以上の揺れが起こっている頭の中に目がありそこで映像を捉えるのに映像が上下に揺れてないですよね?(正常な人は。)

そこに、動物に備わった「反射」という無意識の調節作用が働いています

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でも、この反射が上手くいかなくなると、目眩がしたり「自律神経反射」が起きて吐き気がしたりします。

ゆらゆら~・・・・ゲ~~~~~~みたいに。

この「ゲ~~~」とか迷走神経が刺激されて貧血状態になるとかを起こさないために柔軟性と反射が上手くいく回路が必要です。反射が起きたときに素早く反応する速度も重要です。


柔軟性がなく、すべての動きで画像が揺れたり目眩がしていたら・・・どうです?生活できないですね。
赤ちゃんの発達段階である頭を持ち上げることもできません。そうすると寝返りも・座ることも・立つこともできません。

それを今回のセミナー教わった方法で身体に認識させるわけです。
そうすると、反射経路の滞りが解消され、身体が本来もつ「正しい反射発達」が出やすくなります。

今回のセミナー前にS先生とのメールで反射を上手く発現させるために
「SOT(仙骨後頭骨テクニック)」のカテゴリ-の話をしました。
(今回ほどSOTを分析し続けて良かったと思ったことはありません。)

どの反射は、どのカテゴリーに関係するという内容。

なぜ、このカテゴリー分類が必要かというと、患者さんの体へ刺激する順番を分析するためです。
(固着の進行具合によって、先に下地を作る必要があります。)

この順序を適当にやると「ゆらゆら~~~~ゲ~~~~~」になります。

ちなみに患者さんは気持ちよくても脳や神経は「ぐらぐら~~~~ゲ~~~~」という感じ。
(固着を調べないと、セラピーをした後の神経回路の再構築に無理が出て気持ち悪いなどの反応が出る。
アイソメトリックを使う方法もありますが、結局後になってその信号が脳へ伝わり他へ反応しますので固着の進行を調べる必要はある。とにかく固着が強いままやるとマイナスの反応が出やすい)

この動作は、3半規管のどの半規管を揺すっているのか?も参考資料にするべきだと思いました。
↓これもすごく役に立ちますよ!
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今回の習ったセラピーは非常に強力なので、空治療院では以下の順序に従って行います。

1、電磁波、不耐性、アレルギー、ジオパシックストレスの検査
2、神経学的検査(現在の機能状態・特に固有受容感覚・前庭覚・眼球運動・小脳)
3、SOTのカテゴリーと固着の進度の検査(慢性的機能状態)
4、今回習った検査
5、今やってもいい時か、私がやってもいいか
6、5に許可が出たらセラピー

私は、この順番で行きたいと思います。安全のために。

そもそも、1の問題があると検査が正しく出ないし刺激も正しく入らない・・・。
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【2011/04/18 12:17】 | セラピー | page top↑
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