荷重経路を読む
構造鍼では「荷重経路を読む」ということを重要視しています。

そして、横になった時にちゃんと「休息スイッチ」が入るかです。

皆さんの周りにもいらっしゃると思いますが、「寝入りが良くない」「何度も目が覚める」というのは、この「休息スイッチ」がしっかりとオンになっていないからです。

構造鍼では、自律神経でも何でも、しっかりと切り替わるということを観察していきます。

最初の「荷重経路を読む」というのは、直立で立つ人間の中でも、足裏から頭までにあらゆる経路が存在します。

その経路の中で、どの経路に切り替わりが上手くいかないかを検査していくのが第一段階の検査です。

それを揺らしたり、目の動き、手の動き、体幹の動きなどを通して、ちゃんと切り替わるように調整をしていきます。

パターンと呼ぶ、その人特有の長年蓄積してきた癖を読みながら、縦横無尽に動ける体を取り戻すのです。

神経系と運動系の結びつき、そして自律神経に至るまで、総合的に検査・調整をできるのは、構造鍼の素晴らしいところです。
【2016/07/01 09:02】 | 構造鍼 | page top↑
体の中は多層構造
今日の名古屋は朝から晴れてます

体は、あらゆる機能や構造が組み合わさった多層構造です。

筋肉骨格系・神経系・脈管系などなど。

それらが、全てスムーズに働き、体を動かし、精神が健全であってこそ、健康と言えます。

体は調節したら、それだけで全てが良くなるわけではなく、やはり動きや精神的な変化への対応も重要です。

この多層構造のどの層に、スムーズでない制限があるのかを読みとるのが我々の役目です。

これを読みとれないと、良くなったように見えても、表面だけだったりします。

しかし、深いところの治療が必ず良い結果を生むかというと、そうではありません。

体力や精神的安定がない状態で、体の中を大きく変えると、その後体調を崩すことになります。

その、体力や精神的安定は、自律神経系の機能を確認するとよく分かります。

自律神経系の機能を検査で確認し、それに合わせた刺激を入れるのも構造鍼の特徴です
【2016/06/27 10:04】 | 構造鍼 | page top↑
蒸し暑さ
蒸し暑い日が続いております。

名古屋は特に蒸し暑いんです。

治療院の中は、エアコン・除湿器・サーキュレーターで空気環境を管理しています。

治療中に私が厚さで具合が悪くなるわけにいかないですから。。。

この時期は、自律神経を乱して、睡眠がスムーズにいかなくなったり、食欲が無くなったり、イライラしたり、また鬱状態になったり。

空気環境をコントロールするだけでも、これらの不調はかなり改善されます。

会社など、自由にできない場所は仕方ないですが、自宅はなるべくコントロールすると良いと思います。
【2016/06/22 15:15】 | 構造鍼 | page top↑
肩こりも腰痛も
肩こりも腰痛も本来寝ている間に治っていかないとおかしいのです。

傷口がふさがるのは普通だと思って、肩こりが治っていくのが普通とは思わないのでしょうか?

実際には、筋肉の緊張は前回の記事のように意識系と無意識系が関係していて、肩こりなどの持続的な緊張は、無意識系に異常があることが多いです。

まぁ、異常というと大げさですが、無意識のコントロールが正常に反応していないという感じでしょうか。

基本的には、縦に重力がかかった状態・・・立った姿勢や座った姿勢から寝た姿勢になると、抗重力筋(こうじゅうりょくきん)という重力に対抗する筋肉の緊張が大幅に減少します。

そこで、抗重力筋に協力していた他の筋肉も、「あ~休憩できるぞ!!!」と休むことができて、この時に自律神経には大きな変化が起こります。

逆に言えば、寝た姿勢から起きあがると、瞬間的に自律神経の交感神経を興奮させて血圧などを上げてしっかりしようとします。

この時に、覚醒レベルもあがります。

起きている(抗重力姿勢)・・・意識覚醒、頑張るぞモード
寝ている時(抗重力解放姿勢)・・・休息姿勢、ゆったりモード

というわけです。

そういうスイッチが入ったり切れたりするので、例えば寝ながら本を読んだり、テレビを見たり、興奮するゲームをやるのは好くありません。

横になる=休息です

ドラえもんののび太は、そのスイッチが素晴らしく機能していますね(笑)
【2016/03/18 10:32】 | 構造鍼 | page top↑
無意識のフォロー
空治療院では、筋肉の働き特に無意識の調節系(錐体外路系)の働き・脳や前庭系からの信号とのリンクを重要視しています。

と言いつつ、いつも難しい話ですみません・・・。

簡単に言うと、意識的に動かす場合と、無意識に動く場合とでは、指令を送る地点や途中経路が少し違うということです。

って、やっぱり難しいですね。

人の身体は、意識で働く部分以上に、無意識でフォローしている部分が大半で非常に複雑なんです。

人が不調を意識するずっと前に、無意識のフォローが上手くいかなくなります。

これは、疲れでも季節の変化でもストレスでもアレルギーでも起きます。

そう考えると、すぐにフォローが上手くいかなくなるじゃんと言うことになりますが、ここが人間のすごいところで、無意識のフォロー系は「系」というだけあって、複数の経路が存在して総合的に働いています。

だから、外部環境からの負荷があっても、少々おかしくはなりますが、意識できるほどの不調には繋がらないのです。

健康と思われる人の中でも、本当に様々な変化に即時対応しているのです。

健康な人は意識に不調が昇る前に調節してしまうということですね。

化学物質過敏や電磁波過敏、副腎疲労(アドレナルファティーグ)の方達は、少しの変化にも敏感に反応して、症状が出てしまいますが、この複数の働きがすべて機能低下しているケースが多いです。

しかし、人間にとって最大のストレッサー(ストレスの原因)でもある「重力」に対する機能を上げることだけでも、相当な回復をします。

調子が悪いと「横になりたい」と思いますが、立つことや座ることは想像以上に神経系を含めた体力を消耗します。

横になるだけで、そこから解放され、修復のスイッチが入ります。

神経学的な話で言えば、起立性低血圧なども、重力への変化に対応する自律神経系が上手くいっていない証拠です。

こういった無意識の調節系の働きと回復・意識系の働きを調節することで、原因不明な不調をかなり分析できます。

起立性低血圧などは病院の検査でも分かりますが、ほとんどの場合が病院では「異常ない」と言われましたという事が多いです。

このブログでも何度も言っていますが、一過性の変化と持続性の変化を両方見て、それを分析することが治癒への第一歩です。
【2016/03/17 16:30】 | 構造鍼 | page top↑
歩行と足音
患者さんは、ご存じですが、治療前と治療後に足踏みや歩いてもらったりします

これは、神経の歯車のかみ合いや、神経の入出力を観察しています。

足踏みをした時に、どちらの足音が強いかだけでなく、足の着き方・音の違いや体幹の動きなど観察ポイントが多数あります。

足踏み時の足音だけでも、どちら側の大脳機能低下、錐体外路系の出力不足・錐体路系の出力不足・トリガーポイントの存在などあらゆる事がわかります。

また、ただ歩いてもらったり、足踏みをしてもらうのと、ある指示を与えてやってもらった時の違いを観察することで、手足と反対側の前頭葉からの出力レベルなどを見ることができます

この指示に秘密があるんです

そういった結果を別の検査でも確認して、データをストックしていくわけです。
【2016/02/12 09:05】 | 構造鍼 | page top↑
構造と最高のパフォーマンス
治療では、皮膚・骨・膜など、あらゆる構造物を対象にします。

どの構造物も最高のパフォーマンスをするのに最適な位置(範囲)があります。

だれでも、きつい衣服では動きが鈍くなりますよね。

人は、外部環境にも左右されますが、内部環境にも大きく左右されながら生きています。

検査だけでも色々な影響があります。

その影響に対して、どう反応し・適応しているかが重要です。

私の師匠も、この環境への「適応力」で生命力の判断をしていました。

内部・外部環境それぞれに柔軟に適応できる構造の状態こそが、最高のパフォーマンスの土台になります。
【2016/02/10 08:31】 | 構造鍼 | page top↑
腔について
久しぶりの更新です。
毎度ながら、更新しない期間の進化がすごかったです

今日は「腔」のはなし。

「くう」と読みます。

頭蓋腔・鼻腔・口腔・胸腔・腹腔などなど・・・・。

体の中にはこの文字を使う「空間」があります。

この空間は何かで覆われて、スペースがあるわけです。

考えようによっては細胞も細胞膜に囲われた一つの空間です。

構造鍼では、この空間の歪みを検出して治療していきます。

この空間を構成している中身の機能は、これを囲っている膜構造の歪みに比例します。

それをあらゆる方向から分析していくと最終的に脳や神経系の働きに繋がるわけです。

その空間の歪みを解放していき、「流れ」を作り出すのが構造鍼の目的です。

実際にこの空間には、色々な種類の液体や固体などが流動的に存在していますが、この空間の歪みは動きを妨げます。

流れが悪くなると言うことですね。

よく言う「血流が悪い」もこの一つです。

血流の悪さは、構造的な歪みや交感神経の緊張による末梢血管の収縮などにより起こります。

こういった流れの制限が何から起きているかを観察して分析治療するのが構造鍼です
【2015/10/31 19:46】 | 構造鍼 | page top↑
循環系検査と構造鍼の進化
空治療院では、自律神経系の検査をします。

その中でも、重要視しているのが循環系検査です。

・両腕の血圧
・末梢血管抵抗
・HRV(心拍変動)
・SPO2
・PI値

を特に観察します。

これらの検査は、どなたにでもするわけではなく、自律神経の乱れが強いと他の検査で出た人に行います。

上記の検査は、私だけでなく患者さんも数値等で結果が割りますので、説明もしやすいです。

今まで勉強してきたもので、これらの検査を通して研究・システム化したのが構造鍼です。

だから、構造鍼は自律神経の調整にはかなりの力を発揮します。

それとやはり、脳や神経系のアンバランスの改善にも無理なく変化を起こします。

今日も患者さんと「一月前にいらした時とは治療の深さが全く違うんですよ。」と話しました。

治療者の手だけを信じてきて頂くのもありがたいですが、やはり再現性が不安定なことを続けるというのが私自身のストレスになったことから、構造鍼が生まれました。

舌運動・眼球運動・小脳の協調性検査など機能神経系の検査をしても、以前はどこまで良くなるかな?と様子を見ながらの検査でしたが、今の構造鍼の治療なら控えめに言っても90%以上の変化を起こします。

本当に少しずつですが、毎日確実に構造鍼は進化しています
【2015/08/22 14:25】 | 構造鍼 | page top↑
脳の興奮
脳に許容範囲以上の仕事をさせると、オーバーヒートのように頭痛や目の充血等が起きやすくなります

オーバーヒート状態が続くと、副腎が疲労し、自律神経系のリズムも崩れてしまいます。

いつもだるかったり、朝起きられなくなったり、風邪を引きやすくなったり・・・

空治療院では、その許容量を越えているかを色々な神経テストや検査機器による結果から読み解いていきます。

人の神経機能には「あそび」の範囲があります。

その「あそび」の範囲を超えた時にしか出ないサインがあり、それを見ていけばいいわけです。

その遊びもある程度良い状態の範囲である人と、広すぎる人、狭すぎる人がいます。

まず、その遊びの範囲から出ている場合は、その範囲に収まるように興奮性を調整して、その後徐々に遊びの範囲を元々脳が知る適切な広さに再認識させます。

人の身体は、この「あそび」があるからこそ、病気になっても回復し健康を維持できるのです
【2015/07/26 14:18】 | 構造鍼 | page top↑
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