基礎を再度学ぶ
さて、久しぶりの更新になります。

急に寒くなりましたね

先週末から、月曜日まで、東京へ勉強に行って来ました

これは2年前から受けているプログラムです。

内容は、医学的な基礎と安全管理です。

日本の医療資格には、医師・歯科医師・看護士・理学療法士などの病院勤務以外に、鍼灸師や柔道整復師など様々な国家資格があります。

病院勤務の方はそうでもないようですが、鍼灸師や柔道整復師は、学校を卒業すると基礎的な勉強をしなくなる人が多いと思います。

これは、開業権があり、目の前の患者さんを何とかしようとするあまり、基礎的なことよりも治療法にばかり目がいくからだと思います。

今回受けているプログラムは基礎医学がメインで、基礎的な内容と言いながらもかなり専門的な知識や方法も学びます。

正直、治療法やテクニックのセミナーではないので、本気で勉強するつもりのない人にはかなりきつい内容ですが、人の体に触れる以上、しっかりした医学的な基礎がベースにないと危険なのです。

プログラムの内容は、確かに鍼灸マッサージの学生時代に習ったこともたくさんあります。

しかし、当時はまだ臨床にも出ていない学生なので、どこが重要なのか分からないこともたくさんありました。

今回は、20年以上臨床に出て、再度と言うことなので、学生の頃とは重要性の認識が全然違います。

どれも重要な内容ですが、臨床をやりながらの毎月のレポート課題が、きついです

本当に、長くてきつい3年間のプログラムですが、受講して良かったです

と言っても、あと1年あるのですが

患者さんが安心して治療を受けられるように、引き続きがんばります!
【2016/10/12 14:47】 | 研究 | page top↑
神経系の調節
治療は基本的に、構造を直接治すものと、神経系の働きを治すものとに分けられます。

構造鍼は、どちらも同時に調整を行っていきます

人が立ち動き回るには、それなりの神経機能と構造が必要です。

猫背のまま動き回っては、肩や腕、首・胸郭に負担が掛かり、無理な動きをするうちに、あちらこちらに不調箇所がでてきてしまいます。

この猫背一つとっても、なぜ猫背になるのか?

猫背になっている人は、猫背が楽なんですよね

背筋を伸ばそうとすると、ストレッチのように抵抗に対して伸ばすような感じになります。

猫背は、脳から筋肉への準備段階の信号の不安定性で起きます

意識的に筋肉を動かすのは動かす手足と反対側の大脳皮質運動野からの指令で行いますが、意識しない状態の筋肉の準備段階や、意識的に動かす手足をスムーズにコントロールするのは、同じ側の脳であったり、反対側でも大脳基底核など意識的な動きと違う場所から指令が出てきます。

構造鍼では、これらの指令の状態をを検査で見極めていきます。

そして、なぜそこからの指令が乱れているのかを特定して、修正していきます。

その指令がスムーズに回路として回り始めると体が軽く動くようになり、また疲れにくく、疲れても回復しやすくなります。

本当に省エネです

当然猫背も解消され、なりにくくなります

無理な動きが加わらないために、関節などに負担がかからず、神経系の機能も大きくアップします
【2016/08/31 11:12】 | 構造鍼 | page top↑
ジストニア
台風が過ぎ去って、名古屋は涼しいです

最近、治療効果が上がっているものに、ジストニアなどの不随意運動障害があります。

意識してもいないのに、体のあちこちが動いてしまう。

筋肉が勝手に動いてしまうのですが、皆さん一度はなった経験があるかなと思うのが眼瞼痙攣(がんけんけいれん)です。

まぶたが、ピクピクピクと勝手に動くやつですね。

病院へ行くと、大体「疲れですね~。」と言われます。

しかし、顔面周辺だけではなく、首や腕・太ももなどの筋肉に起こる場合もあります。

眼瞼痙攣は、数秒~数分で治まることが多いですが、ひどいものだと、ずっとピクピク動いていたり、ギューギューと筋肉が収縮を繰り返します。

この患者さん達の特徴は、基本的に神経系が疲労して、筋肉収縮の感度が高まっています。

そういった患者さんの、体を観察すると、大体全身の筋肉の張りが強く、こわばっています。

では、この強張りを筋肉を揉んでほぐすと治るかですが、ほぼ治らないと思います。

この筋肉の張りは、脳からの指令で起こっていることと、脳から指令が筋肉に伝わる部分や細胞膜の状態が不安定であると言われています。

これを、どうやって調節していくかですが、基本的に強い刺激をすると余計にひどくなります。

検査で観察するのですが、その検査さえも、刺激の少ない検査を使います。

初回の調節で、少し高すぎる感度が抑えられ、全体の筋肉の張りが落ち着きます。

それで、2回目以降は初回とは違う、検査を行い、どういう原因でこの状態が起こるほどの不安定性があるのかを特定していきます。

やはり、難しい症状ほど、正確な検査と問題特定を行う必要があります。

構造鍼では、検査がシステム化されており、スムーズな原因特定を行います。
【2016/08/30 18:53】 | 構造鍼 | page top↑
測定機器の精度
今日は、検査機器の精度というお話。

空治療院では、検査をするのに検査機器も使用します。

その機器の精度についてですが、やはりあまり価格が安いものは、再現性がありません。

高いからと言って再現性があるかというとそうでもないのですが、安い物は値段通りだなという感じです。

変化を与えていない状態なののに、大きく結果が変わるようであれば、再現性はありません。

やはり、数時間おきに測定をしても、大体同じ結果が出せるような機器でないと、全く検査の意味もなくなります。

空治療院では、あまり見ないほどの機器があり、難しい患者さんは研究データのためにも測定します。

やはり、再現性があり、なかなか結果が変わらない患者さんの測定結果が代わり始めた時、症状や体の状態も大きく変化していきます。

空治療院のページにも載せていない機器がたくさんあり、それを駆使して難しい患者さんの状態を把握していきます。

やはり、検査機器は再現性も含め精度が重要です。
【2016/08/13 22:04】 | 研究 | page top↑
最高気温34℃
今日も、名古屋は最高気温が34℃まで上がるそうです。

しっかりと水分補給と無理に扇風機だけで過ごそうと考えずに上手にエアコンも使ってください。

持続的に暑さを感じると、脳はそれに対応しようとして汗を出したり、色々と調節します。

これは大切なことですが、ずっと続くと脳も内臓も疲労してしまいます。

その日の疲れは、次の日の朝までに回復させる。これが鉄則です。

疲れがたまったら、適度に涼しい部屋でよく寝ることです。

とにかく暑いので、無理せず上手に過ごしましょう!
【2016/07/05 08:48】 | その他・・・ | page top↑
荷重経路を読む
構造鍼では「荷重経路を読む」ということを重要視しています。

そして、横になった時にちゃんと「休息スイッチ」が入るかです。

皆さんの周りにもいらっしゃると思いますが、「寝入りが良くない」「何度も目が覚める」というのは、この「休息スイッチ」がしっかりとオンになっていないからです。

構造鍼では、自律神経でも何でも、しっかりと切り替わるということを観察していきます。

最初の「荷重経路を読む」というのは、直立で立つ人間の中でも、足裏から頭までにあらゆる経路が存在します。

その経路の中で、どの経路に切り替わりが上手くいかないかを検査していくのが第一段階の検査です。

それを揺らしたり、目の動き、手の動き、体幹の動きなどを通して、ちゃんと切り替わるように調整をしていきます。

パターンと呼ぶ、その人特有の長年蓄積してきた癖を読みながら、縦横無尽に動ける体を取り戻すのです。

神経系と運動系の結びつき、そして自律神経に至るまで、総合的に検査・調整をできるのは、構造鍼の素晴らしいところです。
【2016/07/01 09:02】 | 構造鍼 | page top↑
体の中は多層構造
今日の名古屋は朝から晴れてます

体は、あらゆる機能や構造が組み合わさった多層構造です。

筋肉骨格系・神経系・脈管系などなど。

それらが、全てスムーズに働き、体を動かし、精神が健全であってこそ、健康と言えます。

体は調節したら、それだけで全てが良くなるわけではなく、やはり動きや精神的な変化への対応も重要です。

この多層構造のどの層に、スムーズでない制限があるのかを読みとるのが我々の役目です。

これを読みとれないと、良くなったように見えても、表面だけだったりします。

しかし、深いところの治療が必ず良い結果を生むかというと、そうではありません。

体力や精神的安定がない状態で、体の中を大きく変えると、その後体調を崩すことになります。

その、体力や精神的安定は、自律神経系の機能を確認するとよく分かります。

自律神経系の機能を検査で確認し、それに合わせた刺激を入れるのも構造鍼の特徴です
【2016/06/27 10:04】 | 構造鍼 | page top↑
蒸し暑さ
蒸し暑い日が続いております。

名古屋は特に蒸し暑いんです。

治療院の中は、エアコン・除湿器・サーキュレーターで空気環境を管理しています。

治療中に私が厚さで具合が悪くなるわけにいかないですから。。。

この時期は、自律神経を乱して、睡眠がスムーズにいかなくなったり、食欲が無くなったり、イライラしたり、また鬱状態になったり。

空気環境をコントロールするだけでも、これらの不調はかなり改善されます。

会社など、自由にできない場所は仕方ないですが、自宅はなるべくコントロールすると良いと思います。
【2016/06/22 15:15】 | 構造鍼 | page top↑
特殊な症例
GWを過ぎて、少し暑い日が出てきましたね

最近、知り合いの治療家の先生から患者さんをご紹介されることが増えました。

どの方も、本当に難しい症状が多く、私自身もどこまでお力になれるのかが分からないところです。

しかし、ベースは問診と神経検査(特に脳神経と自律神経)

これが全てのベースになります。

その中で、一つ一つ患者さんの中を解読していきます。

その作業が、本当に繊細で、細い穴から向こう側の世界を観察するような感じになります。

基本的に、再現性のある検査でデータを取っていきます。

検査の最中に、こちらの可能性が高いと最終的結果が予測されても、気を抜かず全ての検査を行います。

中には、病院の神経科で「異常なし」と言われた方でも、明らかにおかしな所見が得られる場合は、患者さんに再度病院での診察を受けるようにしてもらい、その時に「○○な感じ」「○○がおかしい」と言ってもらうことしたりします。

これは私が勝手に作るわけではなく、患者さんを検査する中で患者さんに確認しながら「その感じをこう表現してください」と言います。

表現の仕方で、医師の予測する疾患も変化します。

病院の検査は時間の短い場合もあり、患者さんも自分の症状を上手く表現できない方も意外と多いのです。

我々手技療法の治療家が手を出すべきでない症例も当然あります。そういう時は、速やかに医療機関の受診を勧めます

他の先生からの紹介される患者さんは、難しい症状の方ばかりなので、すぐに良くなりましたとはいきませんが、少しずつ確実に改善されている方が多いです
【2016/05/15 13:20】 | その他・・・ | page top↑
開院13年を迎えました。
4月4日は空治療院の開院の日です

お陰様で、開院13年を迎えることができました。

多くの患者さんに来院して頂き、お一人お一人が元気になり、またご自身の身体に自信を持てるように日々施術をしています。

構造鍼が本格的に治療の主軸になり、神経系でお困りの患者さんが本当に多くなりました。

構造鍼は、脳や神経の機能に注目した治療法です。検査もそこを中心に診ていきます。

こうして13年を迎えられたのも患者さんのお陰だけでなく、私の治療の基本や考え方、また生き方のお手本を見せて頂いている師匠にも感謝しています。

今私の元へ学びに来ている治療者の卵達にも師匠の考え方を含め伝えていけたらと思っています。

そして、構造鍼の主軸である神経系の基礎から応用までを教えて頂いた伊藤彰洋DCにも本当に感謝しています。

機能神経学という超難解な学問を理解しやすく、常に受講生の目線で講義をして頂き、また私の細かく・面倒な質問にもいつも丁寧に答えて頂いたことで、今の構造鍼のシステムができあがりました。

まだまだ、本当に日々進化しているわけですが、機能神経学に出会っていなければ、構造鍼は存在しなかったと思います。

空治療院は、13年を迎え14年目に入ります。これからも日々苦しむ患者さんが少しでも笑顔で元気になり、健康に自信を取り戻せるよう精進して参ります。

今後も空治療院をよろしく御願いいたします。
【2016/04/04 00:00】 | その他・・・ | page top↑
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